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セイシェル (鉄道車両) : ウィキペディア日本語版
セイシェル (鉄道車両)

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セイシェル (Seychelle) は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が1989年(平成元年)から2005年(平成17年)まで保有していた鉄道車両気動車)で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
福知山支社向けに後藤車両所キハ58形気動車2両とスハフ12形客車を1両を改造して製作された。
== 改造の経緯 ==

「セイシェル」が登場する以前、福知山支社では本格的なジョイフルトレインを持たず、スハフ12形客車を改造した団体専用車両「いこい」(スハフ12 701)を1両保有するのみであった。このスハフ12 701は国鉄時代の1985年(昭和60年)に後藤工場でスハフ12 5を改造した車両で、客室の車掌室側半分を畳敷きの和室、便所・洗面所側半分を絨毯敷きの洋室に改造し、洋室と和室はアコーディオンカーテンで仕切ることが可能で、ミニキッチンを備えるという構造であった。
スハフ12 701は落成当初、他の客車列車に連結されて運用されたが、国鉄分割民営化後は客車列車が減少したため気動車2両の間に挟みこまれて団体臨時列車で運用されるようになった。その後、福知山支社に本格的ジョイフルトレインを配置する要望が高まったのを受けて、この運用形態をそのまま受け継いだジョイフルトレインを製作することになり、キハ58形気動車2両とスハフ12 701が改造された。
愛称名の「セイシェル」は福知山支社が発行する情報誌の誌名にちなむ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セイシェル (鉄道車両)」の詳細全文を読む



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